2009年02月11日

夕飯の献立はご飯と焼き魚と、焼き芋


ある日の献立

朝食:ご飯(茶碗1杯)、粉吹きいも(1皿)、ぬか漬け(1皿)
昼食:焼き芋(2本) ふかしたじゃがいも(1個)、りんご(1/4個)
夕食:ご飯茶碗(1杯)、焼き芋(1本)、焼き魚(1切れ)

「食料自給率40%」の日本の現状で、国内生産のみで食事を作った場合栄養価を考慮するとこんなメニューになるらしい。

芋、芋、芋。・・・芋ばかり。

芋 - Wikipedia
芋は澱粉質などの糖質を多く含み栄養価も高いことから、世界には芋を主食としている地域が多数ある。ジャガイモやサツマイモのように、痩せた土地でも耕作が出来ることから、原産地から移出された先で主食作物としての地位を得たものもある。

つまり、食料自給率40%の現状で国民にもっとも最適な栄養を与えようとすると「芋」中心の栽培になるという話。

せめて献立を工夫しようよ!と思うが、調味料も食材なので「味付け」は「食材のもつ本来の味」に頼るしかなく、「切る」「焼く」「茹でる」以外に方法もない。

昼食に芋を3個食べるのはそれだけ日中の方がエネルギー消費が激しいからなのでしょう。朝漬物を食べるのは血圧を上げるためかな?

案外、考えられた献立かもしれない。


まぁ、他にも食べるものはあるが、毎日は食べられない。

うどん:2日に1杯
味噌汁:2日に1杯
納豆:3日に2パック
牛乳:6日にコップ1杯
卵:7日に1個
食肉:9日に1食

当然だが甘いものやらお酒やらは何日待っても食べられない。

子供:「お母さん、お肉が食べたいよー」
母親:「おととい食べたでしょ。1週間後までがまんしなさい」
子供:「びぃー」

という具合になる。

これは

食料自給率のなぜ (扶桑社新書)


で述べられている内容のひとつ。

本書は「食料自給率」について書かれた、いたってまじめな話なのだが、「芋ばかり」の下りで思わず笑ってしまった。

日本国内は飽食の時代なのだが、世界との関わりがないと戦中のような食生活がやっとというレベルなのだなぁと。

食料自給率については、少し前ですが池田信夫さんも記事を書かれていますし、多くの方がコメントを寄せています。
食料自給率という幻想 - 池田信夫 blog

単純に自給率を増やせとはいかないような問題が多々ありそうです。食料自給率についてもう少し知りたいなぁという方にとって良書です。

posted by そらねずみ at 08:23 | Comment(0) | TrackBack(0) | 最近読んだ本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年12月02日

1日3時間しか働かない国


誰もが幸せになる 1日3時間しか働かない国

「BOOK」データベースより
秘境のユートピア「キルギシア」では…1日3時間以上働く人はいない。残りの時間は自分自身のために使う。政治家はボランティア。学校は「人生の谷」と呼ばれ、勉強がなく学びがある。18歳を迎えると1軒の家が贈られる。刑務所はなく、警察官もいない。武器の墓場がある。誰かと愛し合いたいと思ったら、みんなにそれがわかるように、胸に小さな青い花を飾る。各家庭に菜園があり、お年寄りが耕す。お年寄りは「人生のマエストロ」と呼ばれる…。イタリアでベストセラーの未来社会モデル、おとなの寓話、本邦初訳。


読了したが、後味は悪い。

「宝くじで3億円当たったら何に使うか」という話を延々と聞かされた感じがします。

この本を肯定しても否定しても虚しさが残ります。

人々が求める理想国家として、実現のための現実性よりも「目指すべき社会の状態のひとつのありかた」と考えれば自己啓発にも続けいていけるだろうし。一方で、実現が難しい(むしろ、できない)理想論だけを突きつけて「どんなにすばらしいだろう」と言われたら無責任としか思えないかな。

これもまた「もし当たった場合の宝くじの使い方で意見が合わず喧嘩した」という感じです。

自分がちっちゃい人間だからとか、理系脳だからとか、余裕がないからとかで、そういう風に思ってしまうのかな?

でも、そうじゃないんだろうな。

この本は「寓話」であるということ。

「寓話」は教訓や風刺を含んだたとえ話。

だから、受け取り方は様々あっていいのでしょうね。

啓発本と考えてもいいし、できの悪い国家論と考えてもいい。

それぞれが思うままに解釈すればそれでいいだけなのでしょうね。

願わくば、この本を読むのは自分の判断であって欲しい。教材やらイベントやら何やらという形で読むことを強要されてほしくないなぁ。

なんだか最初から答えが決められていそうな気がするから。

posted by そらねずみ at 09:25 | Comment(0) | TrackBack(0) | 最近読んだ本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年11月07日

鬱の力


鬱の力 (幻冬舎新書 い 5-1)

五木寛之、香山リカ

「鬱の気分」が日本を覆っている。「鬱」=悪と思われているが、本当にそうだろうか?
「鬱」こそ人間の優しさ・内面豊かさの証であり、治療が必要な「うつ病」とは分けて考えるべきではあるまきか。
同じ問題意識を抱いた作家と精神科医が、うつ病の急増、減らない自殺、共同体の崩壊など、日本人が直面する心の問題を徹底的に語らいあう。戦後六十年の「躁の時代」を経て、
これから迎える一億総ウツ時代に、「鬱」を「明日のエネルギー」に変える、新しい生き方の提案。

五木
戦後から半世紀ほども続いたそうした「躁の時代」から、十年の空白期をはさんで、いまは「鬱の時代」への転換期だと思います。
「躁の時代」を築きあげるのに五十年かかったのだから、「鬱の時代」も五十年は続くだろう

香山
ただの「鬱気分です」って言われてしまったら、あとは自分の考え方とか生き方とかに直面して、自分で取り組まなければいけない課題になってしまう。でも「うつ病」ということになれば、病人なんだから「お任せします」と言えば済む。受け身の立場で手当てされたい、ケアされたい、流行り言葉で言えば「癒されたい」っていうこともあると思うんです。

香山
ご自分で解釈して納得してくる患者さんばかりならいいんですが、こちらから診て、もう明らかにそれが原因だろう、そこが嫌で鬱になっているんだろう、っていう人もいるんですよ。仕事が大変だから、というよりも、仕事の大変に直面したくないから鬱になる、という。

五木
悲しいとき、人は悲しい歌を聴きたいものなんだと、悲しいときに励ます歌なんかを歌われても、元気づけられるわけがないんですよ。
香山
その一方で、いまは主人公やその恋人が死んだりする、泣ける映画とか泣ける小説がとても流行っていますね。
五木
あれは本物じゃない、表面的な悲哀ですね。笑いだってそうです。テレビの瞬間芸とかジョークを観て、「ふうん」と鼻先で笑う
ぐらいじゃあ、まったく治療効果なんかないでしょう。

躁の時代から、長く続く鬱の時代へ。時代は変わっていこうとしていると語っています。

カウンセラーを必要とする人が増えたのは、個人の成長の問題ではなく全体から発する閉塞感を敏感に感じた人が先行して洗礼を受けている状態なのでしょうか。

今後、ますますカウンセラーが必要となる世の中になるのはできれば遠慮したいです。


むしろ社会全体が「鬱」を是としてとらえ包み込むようになることを期待したい。


「成長する」ことが命題ではなく、「継続する」ことが重要とされるような意識の変革が必要なのでしょうね。

この本は、どうしたら鬱を克服できるかとか、鬱にならないようにするにはとかというカウンセリング本ではなく、今の現状を知るための一冊です。

タグ:鬱の力
posted by そらねずみ at 09:01 | Comment(0) | TrackBack(0) | 最近読んだ本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年10月16日

ハーレーの名車たち

ハーレーダビッドソンといえば、ハリウッド映画で、おっさんがドコドコいわせながらハイウェイを走っている「でかいバイク」という印象があります。


ハーレーの名車たち



では初代ハーレーから最新型まで100台近くが時代背景を含めた詳細な説明こみで掲載されています。

それにしても1905年のModel1初期のハーレーはすばらしいね。

ハーレーというより、バイクがというべきか。

初期のバイクにはペダルとチェーンがついてた。これって「エンストしたらペダルこいで帰ってね」ってことかな?なんとも、ほほえましい。

当時はエンジンと車輪をつなぐのは金属のチェーンではなく皮製のベルト。雨とか水には弱くってチェーンが滑ったらしい。


もちろん、ブレーキはなし。



しかし美しい。



1907年のModel3は状態の良い車体が残っていたせいか、非常に美しい。

1912年のModel8は一番のお気に入り。

その後、徐々にデザインが洗練されていくのですが、以外にシートだけは自転車のシートのように「ぽちっ」とついているだけだったのも面白いです。


ハーレーダビッドソン ジャパン株式会社のホームページでもハーレーの歴史が見れます。
http://www.harley-davidson.co.jp/library/history/1900.html


ちょっと写真が鮮明でなので、この本のほうがキレイな車体を堪能できます。

posted by そらねずみ at 08:37 | Comment(0) | TrackBack(0) | 最近読んだ本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年10月02日

何冊かまとめ読み

これまで読んだけどブログにあげなかった本をひとまとめにしました。


3年で辞めた若者はどこへ行ったのか―アウトサイダーの時代 (ちくま新書 (708))

本書は、若者の実例をもとに既得権益を手放そうとしない旧世代の構成員で守られた会社にしがみつくメリットは今の若者にとって全く価値が無い
ということを指摘しています。
年功序列だの滅私奉公だのから離れ、自由に羽ばたく若者たちが多くの事例として登場してきます。
もっとも、勢いで会社を辞めて、その後鳴かず飛ばずの人も大勢いるでしょうから。
「3年で辞めた若者は案外成功している」
という本ではないです。


グリーンIT 完全理解! (ITpro BOOKs) (ITpro BOOKs)


増え続ける二酸化炭素の排出量に対して行政は企業に対して課税する方向性をしめしている。
企業の中枢として稼動するIT機器の消費電力は大きな負担となって企業にのしかかる。
「グリーンIT」はIT機器の消費電力をいかに抑えるかを考える指針となる。
電気代+二酸化炭素排出税の2重搾取に合いたくなければ一読の価値はある。


鹿男あをによし

2008年1月に玉木宏主演でテレビドラマ化された。ドタバタコメディで面白かった。
ドラマを見てから読んだのですが、ドラマ化されたときに配役が一部変わったこと以外、驚くほど原作に忠実だったことにびっくり。
リチャード=児玉清で脳内イメージが完全に定着しました。
読みやすいが、場面が佳境を迎えるとシーンが他に移り後から回想として割り込まれる手法が何箇所かになってちょっと読みつかれたかも。


テレビで言えなかったニュースの裏側!―報道現場から世界の真実が見える!

読売テレビのニュース解説員の岩田 公雄氏の著書。報道記者として関わった天安門事件、北朝鮮・平壌からの生中継、ルアンダ内戦など、テレビ画面に表れない修羅場を踏んだ著者が、体験から現在のニュースを裏読みする。
ルワンダの内戦の後、現地で取材した「教会」が生々しい。
日々のニュースがどれほど多くの障壁を乗り越えて自分たちに伝えられてくるかわかりました。


チベット大虐殺と朝日新聞


チベット問題について、朝日新聞がどれほど捻じ曲げた報道をしてきたかということを著者が熱烈に語る。
朝日新聞が嫌いな人は読めばいいかな。好きな人は読まなければいいかな。
言っていることは正しいのかもしれないけど、一方的な「間違いと正しさ」の押し付けはあまり気持ちのいいものではないな。


声優になる!―夢が近づく!!ヒントが見える!!人気声優たちのリアルインタビュー

なんでも、最近の日本人の活字離れは本を読まない程度ではなく、映画の字幕すら読まなくなってきたらしい。
そのためか、映画館の吹き替え版の上映本数が字幕版を超えたとの報道もある。
そうなると当然、声優の需要も増えているのでしょう。
声優を目指す人はチャンス到来です!(ほんとか?)
posted by そらねずみ at 12:22 | Comment(0) | TrackBack(1) | 最近読んだ本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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